当協会の目的と事業
当協会は、建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で国土交通大臣より広域社団法人の許可を得た40余年の歴史ある団体です。建築物のシロアリ被害の防除および腐朽工事を的確に行うためには、環境保全に十分注意し、シロアリの生態、 腐朽、薬剤、建築、防除施工などに関連する専門的知識ならびに長年現場で修得した経験的知識を必要とします。
消費者の皆様から信頼されるような協会規定の正しい防除工事を行うよう、関係官庁のご協力を得て全会員へ厳しい指導をしています。
シロアリの調査および防除施工は、福島県しろあり対策協会の会員におまかせください。

協会設立の趣旨

シロアリの人間生活に与える被害には広範囲にわたって莫大なものがあり、建築物を始め木柱まくら木、抗木、地下ケーブル、立木、その他農作物までにも及んでいる。しかるにこれに対する社会的意識は浅く未だ全般を通じて適切な防除処理が行われていないのが現状である。
昭和34年5月全国同憂の志相はかり全国しろあり対策協議会を設立して以来シロアリ防除の調査研究、防除処理仕様書の制定、防除薬剤の認定、防除施工士制度の確立などしろあり防除についての適切な対策を樹立してきたが、今回更に活動の一層の強化を期するために広域社団法人日本しろあり対策協会を設立し、シロア リ防除の徹底をはかり国民生活の安定と国富の維持増進に寄与したいと考える次第である。